しょうゆがベース

お煎餅と言えばやはりおコメをこねて硬く焼き、そこへおしょうゆを塗って焼き上げたもの。やはり定番はそういったものに行き着くでしょう。

最近はカキもちのように、油で揚げて塩味のものも「お煎餅」のくくりになっています。しかしお煎餅と言えば、やはりしょうゆベースが基本。ぱりぱりのしょうゆが効いたお煎餅は、お茶のお供に最適です。

保存食としてのお煎餅

日本には古来から、イロイロな保存食が存在しています。冷蔵庫がなければ氷も作れませんし、暑い夏場は食品の保存が大変だったでしょう。また極寒の冬には外に出ることも、作物を作ることも出来ません。

そのような中で保存食が作られたのですが、お煎餅もおコメをベースに生地をつくり焼き上げるもの。しょうゆには殺菌成分もあり、古来は保存食の一つとして重宝されていたようです。

温度の変化にも強く日持ちがしますし、空腹を満たしエネルギー源としても用いられていたのです。そして時代が移り行く中で、いまやお茶うけとしてその地位を確立しています。

手焼きの美味しいお店

お煎餅は全国どこのスーパーやコンビニでも見かけますが、工場で作られてパッケージされたものでは物足りない。そういった人には、やはり手焼きのお煎餅と言うことになるでしょう。

錦糸町のみゆき堂などはその代表的なお店で、いまでも全国には美味しいお煎餅のお店があります。大きなガラスの容器に入った手焼きのお煎餅を、好きな種類を好きな枚数買って食べる。

やはりお煎餅はお店で手焼きしている物の方が、職人さんの気持ちがこもっていて美味しいもの。一枚一枚が微妙に色が違ったり、しょうゆのしみこみ具合が違ったり、まさに手焼きの素朴さがいい感じです。